雑誌 2012年11月号 New Car Report

スズキ「ワゴンR」

車体を70kg軽量化、Liイオン2次電池で回生増やす

2012/09/28 17:28
 

 スズキは2012年9月、軽自動車の新型「ワゴンR/同スティングレー」を発売した(図)。最大の特徴はJC08モード燃費を28.8km/L(自然吸気エンジンに無段変速機を組み合わせた2輪駆動車)とし、先代より約2割向上させた点だ。

 軽自動車のJC08モード燃費で最高を示すのは同社の「アルトエコS」の30.2km/Lであるが、全高1550mm以上のハイト型2ボックス車では、新型ワゴンRがトップとなる。スティングレーに設定するターボチャージャ付き車の燃費も26.8km/L(2輪駆動車)に向上させた。
 燃費を向上できた理由は、車両質量が軽いこと、速度13km/hを下回るとエンジンを止めるアイドリングストップ機構の採用、Liイオン2次電池を使い減速時に回生エネルギを蓄えるシステムを備えたことの三つ。
 軽量化ではボディ、ドア、内装部品、シート、エンジン、足回りなどを徹底的に見直し、車両質量を780kgと先代から最大で70kg軽くした。車両寸法はホイールベースが25mm伸びて2425mmとなっているものの、全長3395×全幅1475×全高1640mmと全高が20mm下がった以外は大きく変わっていない。
 軽量化の内訳は、ボディとサスペンションが約15kgずつ、内装部品が約10kg、シートが8kg、ドアが6kg、その他がエンジン、外装部品などである。ボディではプラットフォームを「MRワゴン」から引き継ぎながらアッパーボディを新設計し、340MPa級以上の高張力鋼板の適用率を質量%で38%から41%に増やした。

以下、『日経Automotive Technology』2012年11月号に掲載
図 新型「ワゴンR」
図 新型「ワゴンR」
車体の軽量化、アイドリングストップ機構の刷新でJC08モードの燃費28.8km/Lを達成。

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