スマートフォンを通じてクラウドと連携

 パナソニックは、2012年8月に発表した白物家電製品などで、ネットワーク上にあるクラウド・サービスと連携させる「スマート家電」という新機軸を打ち出した。スマートフォンを通じてクラウド・サービスなどと接続できる。エアコンや冷蔵庫、ドラム式洗濯乾燥機(以下、洗濯機)といった白物家電の他、体組成計や活動量計、血圧計のヘルスケア機器の計6機種にクラウド連携機能を搭載した。

 今回発表したスマート家電6機種のうち、洗濯機は2012年9月から、その他は同年10月から日本で発売する。今後はスマート家電の種類を2倍程度に増やしながら、2014年度には国内で260万台、2000億円の売り上げを目指す。

『日経エレクトロニクス』2012年9月3日号より一部掲載

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