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1 パイオニア、AR対応のHUDカーナビを7月に発売
 パイオニアは、ヘッドアップ・ディスプレイ(HUD)を搭載し、運転者の前方に情報を映し出すAR(拡張現実感)に対応したカーナビ「サイバーナビ」を発表した。1D+1Dユニットの「AVICVH99HUD」と2Dユニットの「AVICZH99HUD」の2品種で、共に2012年7月下旬に発売する。価格はオープンだが、VH99HUDが32万円前後、ZH99が30万円前後とする。(5月8日)
2 デンソーの中期経営計画「国内ダントツ工場」を目指す
 デンソーは、2012~2015年度の中期経営計画を策定し、2015年度に売上高4兆円、営業利益率8%を目指す。計画の中で生産拠点のコスト競争力強化については、国内で競争力の高いモデル工場を実現し、全社に展開、海外にも同様の施策を適用するという。円高になっても競争力を保てるような原価でものづくりをする「国内ダントツ工場」の実現を目指す。(5月1日)
3 ホンダ、「スーパーカブ50」に「110」の技術を投入
 ホンダは「スーパーカブ50」を全面改良した。「スーパーカブ110」の骨格、外観、2段クラッチなどを“元祖”の50に横展開している。エンジンは空冷、4ストローク、単気筒で排気量は50mL、最高出力は従来より0.2kW高い2.7kW。また、発進と変速でそれぞれ独立したクラッチ機構を備えた2段クラッチシステムと4速変速機を組み合わせ、変速する時の衝撃を軽減した。(5月17日)
以下、『日経Automotive Technology』2012年9月号に掲載