高精細液晶パネルを搭載した「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」

　「ノート・パソコンにもRetinaディスプレイ」。米Apple社は2012年6月11日、米国サンフランシスコで開催した開発者向け会議「Worldwide Developers Conference（WWDC）2012」の基調講演で、15.4型の高精細液晶パネルを搭載したノート・パソコン「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」を発表した。光学ドライブを省略し、18mmの薄さと2.02kgという軽さを実現した。ストレージはすべてフラッシュ・メモリで、プロセサとして米Intel社の「Core i7」の4コア品を搭載する。

　画面表示は、2880×1800の518万4000画素。解像度は、iPhone 4Sが326ppi、新iPadは264ppiだったのに対し、220ppiとやや物足りない。「画面が大きくなれば、それだけディスプレイから離れて見るようになる」というのがApple社の説明だ。

『日経エレクトロニクス』2012年6月25日号より一部掲載

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