- トヨタが車載Ethernetを採用へ、標準化活動も戦略的に開始
ルネサス エレクトロニクスやBroadcom社と連携してホワイト・ペーパーを発行 - ソニーがロボット技術でARを強化、AIBO、QRIOの空間認識を活用
重畳映像がマーカーから離れて歩きだす - パナソニックが低電力狙い、ReRAMを2012年に量産
業界に先駆け、電池駆動機器向けの組み込みマイコンに混載 - Appleが「クラウド中心宣言」、2011年秋にiCloud開始へ
PCハブ戦略を転換、音楽ストリーミング・サービスも投入か - ルネサスが震災から学んだもの、「外部生産可能な品種を増やす」
那珂工場生産品の供給能力を9月末に100%へ
ハイブリッド車に向けた
Liイオン・キャパシタの開発
FDK キャパシタ事業推進室 室長
1社に閉じ籠っていては
イノベーションは生まれない
米MIT Media Lab 所長
カーナビに実写映像を活用
パイオニアの戦略とは
とにかくアメリカにかき集めろ!
カシオ計算機「EXILIM EX-TR100」の開発(最終回)最新技術動向から学ぶ太陽電池(第6回:有機薄膜)
変換効率9.26%を実現
耐久性のさらなる向上が課題
次世代医療機器サミット(第1回)
救急医療の現場が開発した「GEMITS」
ICTを活用し、短時間での決断を支援
- クルマ:震災の影響残るハイブリッド車の生産、燃費に優れるガソリン車が逆襲
- 部品/部材:セイコーエプソンが産業向けIMUに参入、水晶微細加工と半導体技術で小型に
- 組み込みソフト:AUTOSAR OSをマルチコア対応に、名古屋大学などが開発へ
BAN(body area network)
インターネットが普及した今、家電づくりはどう変わっていくのか。日経エレクトロニクスがここ数年、追求しているテーマの一つです。これに対するエレクトロニクス・メーカーの代表的な回答が「サービスの充実」。例えば「SkypeやTwitterといったインターネットのサービスを家電で利用できるようにする」といったことです。
これを実行する際、多くのメーカーはまずハードウエアやソフトウエアを作ってから、それに合うサービスを後から考えるといった開発スタイルを取りがちです。ただ、スマートフォンに代表される最近の機器はインターネットに接続して使うことが大前提。ならば、家電の機能をインターネット上に構築したサービスで置き換えるという流れが加速していくのではないか――。
こうした問題意識を持ちながら、最新号の特集「家電新生~未知の「データ鉱山」を攻略せよ~」をまとめてみました。そこでは、インターネット上に存在する動画や写真、音楽データといった無数のデータをどう活用するかがカギになりそうです。
このほか最新号では、台湾で開催された展示会「COMPUTEX TAIPEI」の詳報解説「ポスト・パソコン時代の主役を狙え、『COMPUTEX TAIPEI 2011』が映し出す地殻変動」、米国で開かれたゲーム関連展示会「E3」の詳報解説「Wiiから『Wii U』、PSPから『PS Vita』へ、次世代機に沸いたゲームの祭典『E3』」、NEレポート「トヨタが車載Ethernetを採用へ」、「ソニーがロボット技術でARを強化」なども掲載しております。ぜひご一読いただければ幸いです。
日経エレクトロニクス編集長 田野倉 保雄