エポック社(本社東京)の野球盤といえば、昔よく遊んだ人も多いはず。新製品「野球盤スラッガー」は、実際の野球のように放物線を描いてスタンドに入るホームランを打てることが特徴だ。

 では、重い鋼製のボールをどう打ち上げるのか。基本的にバットスイングと投球の軌道は水平に交差するので、打球は簡単に浮かないはずだ。ボールを下からすくうような構造が必要なのだが…。

〔以下、日経ものづくり2011年4月号に掲載〕