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1 トヨタ、2012年末までに11車種のHEVを投入
 トヨタ自動車は「トヨタ環境技術取材会」で、環境対応車の開発状況や投入計画を発表した。HEVは、2012年末までに新規導入車と既存車の刷新を合わせ、11車種を投入する。コンパクトカーのHEVは燃費40km/Lを目指すという。また、2012年初頭までに「プリウス」ベースのPHEVを日米欧で発売する。価格は300万円程度で、年間5万台以上の販売を計画している。(11月18日)
2 日産、EV「リーフ」を発売、補助金利用で300万円以下に
 日産自動車は、電気自動車「リーフ」を12月20日に発売すると発表した。EVの普及を狙い、大量に生産・販売することを前提にEV専用として開発した車種。価格を376万4250円(消費税込み)に抑えた。国の補助金を利用すると298万4250円になる。Liイオン2次電池の寿命については「10年で走行距離が10万km程度なら交換は不要」(同社の技術者)という。(12月3日)
3 ホンダ、トヨタとは異なる2モータのPHEVを披露
 ホンダは、国内で実証実験を始めるPHEVの概要を明らかにした。最大の特徴は、トヨタ自動車とは異なる2モータ方式を採用すること。エンジンとモータをそれぞれ独立で駆動することができる。モータとエンジンの両方を使うだけでなく、モータのみ、エンジンのみで駆動できるほか、モータで走行中にエンジンで発電して2次電池に充電することも可能という。(12月20日)
以下、『日経Automotive Technology』2011年3月号に掲載