- PS3用新型コントローラを分解,センサ部や発光部に工夫
「PS Moveモーションコントローラ」の高精度の秘密に迫る - 「1世代先」相当の大規模FPGA,SiインターポーザとTSVで実現
28nm世代で200万ロジック・セル品を製品化へ - 指先の動きを検知するBMI,次は念じることでの動作目指す
NICTやATRなどが連続的な運動を再構成できる技術を開発 - スマートフォンも3D対応に,シャープがAndroid機で製品化
1個のカメラを使って,左目用と右目用の映像を合成 - microSDカードが存続の危機,次世代仕様は内蔵型の可能性
性能やコストの壁が立ちはだかる - 選択と集中をやり切る覚悟,2期連続の黒字をどう使う
エレクトロニクス大手8社,2011年度以降の成長を見据えて動く
情報と電力を融合する,デジタルグリッドを提案
東京大学大学院 工学系研究科 技術経営戦略学専攻 特任教授
顧客の声に傾注し,成功に向け努力続ける
米Altera Corp.,Chairman,President and CEO
1億ドルを捨て,低価格車に命運託す
Ford社のテレマティクス・システム「SYNC」の開発(第2回)図解 カー・エレクトロニクスの基礎(第2回)
EVの課題をクリアしたHEV,そのシステムと制御を徹底解剖
- モバイル:VerizonのLTE,年内に全米38都市で開始,Clearwireは主要3都市を追加
- ディスプレイ:住友化学がPMMAの生産能力を増強,LEDバックライトの供給不足は解消か
- 医療エレ:「端末+サービス」で囲い込み,健康管理市場の勝者目指し,群雄割拠
グラフェン
USBやHDMI,IEEE1394,DisplayPort…。パソコンやテレビなどのデジタル機器を互いに接続するための,さまざまなインタフェースがこれまでに姿を現してきました。その種類は増える一方で,機器によってはいくつものコネクタが実装されています。ただ,ノート・パソコンやタブレット端末など小型軽量化が求められている機器では,当然のことながら無制限にコネクタを配置できるわけではありません。
そこに登場したのがLight Peakです。米Intel社が開発したインタフェースで,当初の最大データ伝送速度はUSB 3.0の2倍となる10G ビット/秒,そしてその後は100Gビット/秒まで高められる予定です。その名の通り,データのやりとりに光信号を用いるため,これまでのインタフェースに比べてケタ違いに速いデータ伝送速度を実現できるのです。2011年にも,Light Peakを搭載したノート・パソコンなどがお目見えしそうです。
実はIntel社はこのLight Peakによって,従来のインタフェースをすべて集約することを目指しています。果たしてIntel社が思い描くようにLight Peakは普及するのか,現行の他のインタフェースはどうなるのか,Intel社が光伝送技術にこだわる真の狙いは何か…。こういった視点から最新号の特集「Light Peakは光るのか――Intel,光配線への執念――」をまとめました。
このほか最新号では,2011年2月に発売予定の新型ゲーム機が家電業界に与える影響などを分析した解説「「ニンテンドー3DS」が離陸,3D対応機普及の試金石に」,犯罪者が機器内部のさまざまなデータを盗むことを狙っているスマートフォンの防御手法などについてまとめた解説「狙われるスマートフォン――利用者急増が引き金,防御には課題山積――」なども掲載しております。ぜひご一読いただければ幸いです。
日経エレクトロニクス編集長 田野倉 保雄