日産自動車は2010年度に投入予定の新型車に採用する五つの低燃費技術を発表した。これらの技術を搭載し、各セグメントでクラストップレベルの低燃費を実現した「エンジン進化型エコカー」を「PURE DRIVE」シリーズとして投入することも併せて発表した。

 今回発表したのは(1)10・15モードで26km/Lの低燃費を実現する小型車用新開発パワートレーン(2)世界最高水準の厳しい規制「ポスト新長期規制」に適合したクリーンディーゼルAT(自動変速機)車(3)独自技術で優れたエネルギ効率を実現する新開発ハイブリッドシステム(4)量産車初の「デュアルインジェクター」を採用した新開発1.5Lエンジン(5)出力と燃費性能を高次元でバランスさせた新開発1.6Lガソリン直噴ターボエンジン――の五つ。

以下、『日経Automotive Technology』2010年9月号に掲載