米SIA(Semiconductor Industry Association)の発表によると,2009年10月の半導体の世界売上高は217億米ドルとなり(3カ月の移動平均値,以下同),9月に比べて5.1%増加した。これで8カ月連続して,売上高が前月を上回り,半導体の世界市場はV字回復の様相を呈している。市場の回復を背景に,調査会社などが発表する市場予測値に対する上方修正が相次いだ。