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雑誌 解説

「Appleに続け」,競争激化するケータイ向けアプリ・ストア

Phil Keys=シリコンバレー支局
2009/11/27 10:00
 

2009年11月,Apple社の「iTunes App Store」において,取り扱うアプリケーション・ソフトウエアの種類が10万種を突破した。ダウンロード数は20億本に達している。これらをきっかけに,多数の企業が「アプリ・ストア」の事業立ち上げに殺到している。この動きは携帯電話業界にとどまらず,テレビなどほかのプラットフォームにも影響を与えそうだ。

スマートフォン市場に期待高まる
Gartner社,The Information Network社,AdMob社の資料を基に本誌が作成

 「There's a app for that(そのためのアプリがあるよ)」。

 米Apple Inc.が米国で盛んに流している「iPhone」のテレビ広告である。この決まり文句に代表されるように,現在米国の携帯電話業界は,スマートフォンに向けたアプリを販売するオンライン店舗「アプリ・ストア」に関する話題で持ちきりだ。

 Apple社のアプリ・ストアである「App Store」では,既に20億本以上のアプリがダウンロードされた。App Storeで扱うアプリの種類は,10万種を超えている。こうした数字からは,スマートフォンを所有する消費者の間で,アプリをダウンロード購入して利用するという習慣が根付いてきたことが見て取れる。

 スマートフォン市場拡大への期待から,携帯電話業界の多くの企業が,アプリ・ストア関連事業を手掛け始めた。事業成功へのカギは,いかにして多数のアプリを呼び込むかである。つまり,「アプリ開発者」にとって魅力あるアプリ・ストアになれるかどうかが,重要となっている。

事業者の制約から解き放たれる

 これまで,携帯電話機で利用するアプリケーション・ソフトウエアを開発したり,販売したりすることには,制約が多かった。主に携帯電話事業者がソフトウエアの市場を支配していたためだ。

『日経エレクトロニクス』2009年11月30日号より一部掲載

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