白色LED市場が,長期間にわたる成長期に突入した。2009年に入ってから,パソコン(PC)やテレビに向けた液晶パネルのバックライト,照明への採用が加速している。2020年の市場規模は,数量ベースで約600億個,金額ベースで約8000億円になる。現在の生産能力ではとても需要をまかなえない。日本メーカーは単独での設備投資を見直し,海外のパートナーと戦略的に手を組んで,思い切った投資をすべき時期を迎えている。