米SIA(Semiconductor Industry Association)の発表によると,2009年7月の半導体の世界売上高は181億5000万米ドルだった(3カ月の移動平均値)。6月に比べて5.3%増加した。これで5カ月連続して,売上高が前の月を上回ったことになる。また,7月の売上高の対前年同月比は18.2%減だった。絶対値としてはまだ大きいが,20%よりも減少幅が小さくなったのは2008年11月の9.7%減以来である。ちなみに,2009年上期の売上高の対前年同期比は約25%減で,それと比べても市場が堅調に回復していることがうかがえる。