韓国Samsung Electronics Co., Ltd.が「LED TV」と称して発売した液晶テレビが欧米で成功を収めた。このテレビの特徴は,エッジ型のLEDバックライトを採用して,普及機の消費電力を徹底的に抑えたことである。同社は,LEDバックライトを採用するに当たって,画質の向上に優れた直下型を搭載した上位機ではなく,エッジ型を搭載した普及機を戦略製品に据えた。FPD産業をより発展させる取り組みとして「グリーン化」が最優先項目として浮上している。あらゆる工業製品のグリーン化を要求する社会情勢は,もはや欧米だけにとどまらない。中国でも,液晶テレビなどに対するエネルギー規格が徐々に強化されていく。