「911」「ボクスター/ケイマン」「カイエン」という従来の“3本柱”に加え、2009年秋からの発売が正式発表された4ドアのスポーツセダン「パナメーラ」(図)。新設計のプラットフォームを用いたこのモデルには燃費向上を狙い、アルミ合金製外板、DCT(Dual Clutch Transmission)など多くの新技術を採用した。
ドイツPorsche 社は4 月の上海モーターショーでの正式発表に先立ち、ヴァイザッハの研究開発センターでパナメーラの新技術を紹介するワークショップを開催した。高度な運動性能と居住空間を両立させた同車は、本国ドイツを皮切りに9月12日から納車が開始される予定だ。
パナメーラは、全長4970 × 全幅1931×全高1418mm、ホイールベース2920mm と大柄な4 ドアのスポーツセダンだ。現時点で発表されたモデルは、いずれも排気量4.8LのV 型8気筒エンジンをースとするが、さらにより安価な6気筒エンジンモデルや、既に技術発表済みのカイエン用をベースとしたハイブリッド車の投入も予想される。