お薦めトピック
- AD -
日経エレクトロニクス2009年5月4日号
NEレポート

色素増感型太陽電池の研究が加速,効率,耐久性ともに向上

室内用途での本命に浮上か

はてなブックマーク
Facebookでシェアする
Twitterでつぶやく
日経エレクトロニクスPremium
2009/04/30 16:00
野澤 哲生=日経エレクトロニクス

 次世代の太陽電池とされる色素増感型太陽電池の研究開発が熱を帯びてきた。大幅に性能を向上させた素子の発表や,低かった耐久性を解決する材料の開発,従来にない新しい構造や形状の提案などが相次いでいる。色素増感型は低コストで製造できる上,各種の色を付けられるという利点がある。このため,2008年にセル変換効率10.1%を発表したソニーに続き,パナソニック電工も2009年春になって「室内用途ではSi型より有望」とするなど,家電メーカーも研究開発に本腰を入れつつある。

15〜16%の効率実現は目前

 色素増感型太陽電池は,光を受ける色素,酸化チタン,ヨウ素などを含む電解液で構成される。スイスの大学Ecole Polytechnique Federale de Lausanne(EPFL) 教授のMichael Graetzel氏が1991年に変換効率7.12%のセルを発表してから研究開発が本格化した。Graetzel氏は,2009年春に東京大学で開催された「革新的太陽光発電国際シンポジウム」で「2008年12月に変換効率12.3%を実現した」と明らかにした。

『日経エレクトロニクス』2009年5月4日号より一部掲載

5月4日号を1部買う

English
中文

最新号

最新号の目次
2月6日号から
特集

がんと闘う

医療の世界に、パラダイム・シフトが起ころうとしている。がんを超早期の段階で発見し、克服しようとする動きだ。エレクトロニクス技術にその牽引役としての期待が集まっている。 (続きを読む

定期購読のお申し込み 最新号を一冊買う

購読者限定記事ダウンロード

日経エレクトロニクスPremium定期購読者の方はこちら
日経エレクトロニクス定期購読者の方はこちら