明治大学 理工学部 情報科学科 教授
向殿 政男氏

 経済産業省が製品安全4法へのリスク・アセスメント(RA)の導入を検討し始めた。傷害・損傷の大きさ(危害)と発生頻度の組み合わせでリスクを定量評価するこの手法の導入によって,包括的な製品安全の規制が期待されている。その導入を訴え続けてきた向殿氏に,現行の製品安全の課題と,RAの導入に対する期待などを聞いた。