- 東レの高速CFRP成形技術
- 日立製作所の絶対速度センサとブレーキ制御技術
- ダイキョーニシカワの樹脂製ウインドー技術
- 燃費規制への対応技術
- IBM Automotive 2020 Global Study
- アルプス電気の新HMI搭載コックピット
- ホンダと丸順のハイドロフォーム部材
- トヨタ紡織の新世代シート骨格
- JFEスチールの冷延高張力鋼板
- 三ツ星ベルトのCVTベルト
- TDKのプラグインハイブリッド車向け技術
- BRICsの2008年自動車販売台数
トヨタ自動車「iQ」
ホンダ「オデッセイ」
日産自動車「キューブ」
国内専用モデルから世界戦略車へ
非対称レイアウトで左ハンドルを作る
ホンダ「ライフ」
荷物の搭載よりも乗員重視で設計
新プラットフォームで40kg軽量化
日産自動車「ムラーノ」
旧型のイメージ残し質感を向上
4駆でも従来の2駆しのぐ燃費
スズキ「スプラッシュ」
ドイツOpel社と共同開発
スズキ初の逆輸入車
ハイブリッド車や小型車など 環境性能を重視したモデルが登場
2008年10月に開催したパリモーターショー2008(Paris Mondial de l'Automobile 2008)では、各社がハイブリッド車や電気自動車、小型車などを出展して、低燃費の取り組みを前面に打ち出した。ホンダ「インサイト・コンセプト」、Audi社「A1 Sportback concept」、日産自動車の電気自動車「Nuvu」、スズキの欧州向け「Alto」などが注目を集めた。
- 2009年末の景気回復に期待
- 大きければ良い時代は終わった
- グローバル展開できるクルマを増やす
- 世界のカーエレ市場規模は2009年に減少へ
- 【日本市場】トヨタ「カローラ」が1年ぶりに首位に返り咲く
- 【中国市場】広州本田「雅閣(Accord)」が2位まで上昇
- 【米国市場】全体の販売台数が2カ月連続で100万台を下回る
- 【欧州市場】景気後退で市場全体が5カ月連続でマイナス
- 【パリショー】ホンダ、「インサイト」を公開
- ホンダ、新型「オデッセイ」を発表
- 【パリショー】トヨタ、新型「アベンシス」を出展
- トヨタ、4人乗りの小型車「iQ」を発表
- インサイトのデザインは空力性能を突き詰めた結果
- ――ほか
第10回 タイ編 (下)
生産台数シェア2位の三菱、ピックアップを中心に輸出
1970年代からASEAN(東南アジア諸国連合)で積極的に投資してきた三菱自動車。最近はタイで、ピックアップトラックの製造、輸出に力を入れている。今回はMitsubishi Motors Thailand社(以下MMTh)を訪れ、その輸出戦略を聞くとともに、新型車「Pajero Sport」に試乗した。
旭硝子 第10回 ガラス
デザインの多様化に対応しながら
中間膜やアンテナの機能を強化
自動車用ガラスは板ガラスをカットし、熱を加えて3次元形状に変形させる。最近はガラス面積の拡大だけでなく、より複雑な曲面形状が求められており、自重で変形させるだけでなくプレス成形も併用している。前面ガラスでは、熱や音を遮断する中間膜の挿入やアンテナの一体化など高機能化が進んでいる。
米国の車両周囲監視規制
車両後退時に子供をひく事故を防ぐ
センサで障害物の存在を知らせる
米国で車両後方の死角にいる子供をひく事故が増えている。2010年にも、この事故を防ぐ安全装備の搭載が義務になる見通しだ。車載カメラで車両後方の死角エリアをモニター上に映し出す、バックモニターの搭載が有力だ。
第14回
電磁成形を利用した
アルミの組み立て接合
神戸製鋼所はアルミニウム合金の電磁成形技術を開発した。最初の採用例は日産自動車が「GT-R」ほかに採用した拡管技術である。その後、縮管、拡管だけでなく平板の成形、接合などの開発にも着手している。拡管の一種としてフィッティングフランジ、かしめも提案している。
第12回
高感度化する圧力センサ
次は金属ガラスに焦点
圧力センサは、エンジンや変速機、ブレーキなど、クルマの基幹部品に使われている。気圧と液圧の両方の測定に対応しているため、高圧中では耐久性が、液体中では腐食しにくい性質が求められる。将来はセンサの起歪体に金属ガラスを採用することで、小型化・高精度化・高圧対応を狙う。