【技術がつなぐ中小企業リレー】関口工業/サトープレス工業

関口工業

パイプの「極小曲げ」加工に強み
ベローズ成形も自社で実施

 関口工業は,自動車や建設機械のハンドル/ブラケット/給油管などに使われる,外径8~70mmの金属パイプの曲げ加工に特化した加工会社だ。深く曲げてもパイプの肉厚がほとんど変化しない「極小曲げ」をはじめ,丸/角/扁平パイプに微妙なカーブを持たせる曲げ加工を得意とする。
 主要取引先は日産ディーゼル工業,コマツ,富士重工業など。月産100個以下の多品種少量品は本社工場(さいたま市),量産品は船引工場(福島県田村市)で加工している。(以下,「日経ものづくり」2008年11月号に掲載)

サトープレス工業

小物部品のプレス加工に特化
工法最適化で切削加工品を代替

 サトープレス工業は,自動車のエンジンやミッション,ブレーキ,オイルポンプなどの周辺小物部品をプレス加工で製造している。主要取引先はアイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュの2社。ほかに約20社の自動車部品/電子機器メーカーと取引がある。(以下,「日経ものづくり」2008年11月号に掲載)