パナソニックは,左目/右目用の2チャネルのフルHD映像(1920×1080画素)から成る3次元映像を格納できるBlu-ray Disc規格を,Blu-ray Disc Association(BDA)に提案することを明らかにした。あわせて,3次元映像を伝送できるHDMI規格の提案も検討する。2008年内にはBDA内で正式に議論を始めたい考えだ。実用化は2010年ごろとみられる。

 パナソニックが他社に先んじて規格を提案した理由は二つある。一つは,次世代DVDの時のような不毛な規格争いを避けること。もう一つは, 3次元映像規格にかかわる特許係争を防ぐことである。