トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」

 ミニバン最上級のセグメントで50%以上のシェアを誇っていた「アルファード」。全面改良と同時に兄弟車「ヴェルファイア」を追加した。発売から1カ月で合計3万6000台を販売、これは目標の6倍に相当する。2列目シートを大きく移動させるため、シートレールの取り付け方を見直した。

 新型「アルファード」のプラットフォームは「エスティマ」と共通で、前モデルに比べて全長を10mm、全幅を25mm、ホイールベースを50mm伸ばし、室内長は75mm拡大した(図)。エスティマの進化に合わせて床の地上高を55mm下げたため、全高を45mm低くしたにもかかわらず室内高は10mm拡大した。
 排気量3.5LのV型6気筒エンジンと2.4Lの直列4気筒エンジンの2種類から選択でき、どちらも2輪駆動と4輪駆動、7人乗りと8人乗りがある。価格は300万~468万9000円(消費税込み)。

左が「ヴェルファイア」、右が「アルファード」
左が「ヴェルファイア」、右が「アルファード」