【勘どころ幾何公差 第4回】平面度と真直度

 幾何公差の基本事項となる規格はJIS B 0021にある。その中でも初級者が必ず確認する項目といえば「18.幾何公差の定義」の部分であろう。ここには,幾何特性ごとに指示例と解釈が記載してある。そこで最初に目にするのが,図(a)で紹介する平たんな表面に真直度を指示した例である。(以下,「日経ものづくり」2008年7月号に掲載)

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