【速報】シャープ「堺コンビナート」の環境戦略 周辺企業14社とエネルギを一括管理

 シャープが中心となって,大阪府堺市に建設を進めている液晶パネルの新しい製造拠点「堺コンビ ナート」の環境戦略の一端が明らかになった(図)。液晶パネルの部材を提供する周辺企業や電力会社などと一体となってコンビナート全体でエネルギ効率を高めるとともに,LED照明や太陽光発電といった環境負荷の低減に貢献するさまざまな先進技術を積極投入する。シャープはこの取り組みを「21世紀型コンビナート」のモデルケースとして,広く世界に発信していく構えだ。(以下,「日経ものづくり」2008年7月号に掲載)

図●大阪府堺市に建設される「堺コンビナート」
図●大阪府堺市に建設される「堺コンビナート」