イスラエルTel Aviv Universityの研究者らは,光合成に使われているタンパク質を,光電変換材料として用いた太陽電池を開発した。

 測定結果の詳細はまだ公表していないものの,現時点で主流のSi系太陽電池を上回るセル変換効率を達成できる可能性がある。「セル変換効率は理論上25%,実用化時でも20~23%を見込める」(同大学で開発した技術の実用化を図る組織であるイスラエルRamot at Tel Aviv University Ltd.,Tech Transfer OfficerのLarry Loev氏)とする。