【速報】図研,3次元電子部品データを強化 0.01mmレベルの精密な検証を想定

 図研は,電子部品約8万点の精細な形状情報を提供する3次元データライブラリ「ePartCatalog」について,二つの追加サービスを軸とする今後の拡張方針を明らかにした。
 ePartCatalogは,プリント配線基板(PCB)同士や,PCBと筐体の干渉を3次元CADでチェックするのに使うもの。携帯機器などの干渉チェックは最近,0.01mmレベルで実行しなければならなくなりつつある。単なる静的なチェックだけでなく,持ち運んだときの振動や加速度でPCBがたわんでもクリアランスを保てるかも検証しなければならない。(以下,「日経ものづくり」2008年6月号に掲載)

図●「ePartCatalog」の3次元データ
図●「ePartCatalog」の3次元データ