BMW社「1シリーズカブリオレ」

 ビー・エム・ダブリューは2008年3月、エントリークラスのオープンカー「1シリーズカブリオレ」を発売した(図)。1シリーズとしては、5ドア、クーペに続くもので「BMW以外のユーザーが多くを占める」(同社)と予測する。

 BMWブランドのオープンカーは、車種によってハードトップと、ソフトトップを使い分けている。例えば、「Z4」や「6シリーズ」はソフトトップだが、「3シリーズ」はハードトップだ。ソフトトップは、屋根が布でできているため、荷室に格納する時にルーフを小さくたためるメリットがある。今回もコンパクトなボディを生かすためにソフトトップを採用した。
 1シリーズカブリオレは、5ドアやクーペなどのルーフ付きモデルと同等の安全性を確保したのが特徴。ロールオーバー(横転)や側面衝突に対応した構造を採用した。

「1シリーズカブリオレ」
「1シリーズカブリオレ」
BMWブランドのオープンカーの中でも、エントリーモデルとの位置付けだ。