Fiat社「500」、売り方はオシャレ1本だが、意外や安全性を真面目に作りこむ

 フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは、イタリアFiat社の小型車「500」の輸入販売を2008年3月15日に開始した(図)。

 新型車は、Dante Giacosaが設計し、1957年に発表した先代「500」のモチーフを流用した。現行型「パンダ」のプラットフォームを活用してFiat社のスタイルセンターで設計し、ポーランドのティヒ(Tychy)工場で生産する。欧州のカー・オブ・ザ・イヤー2008をはじめ、2008年1月現在で19の賞を受賞している。
 日本では先代がアニメーションの主人公「ルパン三世」の愛車だったこともあり、オシャレさを前面に押し出した販売手法を採る。4月に発売する「ルパン三世」登場40周年記念作品「ルパン三世GREEN VS RED」とコラボレーション、代官山のショップや六本木の花屋にクルマを置く。

「500」
図●「500」
全長3545×全幅1625×全高1515mm。