【工場安全のツボ 第一回】ガードの適切な扱い

【工場安全のツボ 第一回】ガードの適切な扱い

 機械設備に潜む,安全にかかわるリスクを分析・定量化(リスクアセスメント)した結果,リスクが許容水準を超えている場合は,設計変更などによってリスクを減らします。まずは危険源そのものへの対策(本質的安全設計)によってリスクを減らしますが,それでも許容水準まで下がらない場合,人をリスクから隔離することによって危険事象(事故)の発生率を抑えます。その際の隔離手段がガードです。(以下,「日経ものづくり」2008年4月号に掲載)