【数字で見る現場】コピー商品の被害と対策

調査テーマ:コピー商品の被害と対策
 知的財産権を侵害した模倣品,すなわちコピー商品は,今後も日本メーカーの利益を奪っていくだろう─。「日本メーカーが受けるコピー商品の被害は,今後どうなると思うか」という問いに対し,多くの回答者がこうした危機感を抱えていることが分かった(Q1)。  具体的には,「増加する」という回答が51.7%と半数を超え, 「やや増加する」という回答が24.1%となった。合計して,75.8%の回答者が「増える」と考えているのだ。知的財産権の順守が世界的に叫ばれているものの,その実効性には疑問符が付くということだろう。(以下,「日経ものづくり」2008年1月号に掲載。また,「数字で見る現場」のアンケートで集計した全設問の結果は,日経ものづくりの読者限定ページでご覧になれます。)

Q1 日本メーカーが受けるコピー商品の被害は,今後どうなると思うか