3社が競う可変ギア比ステアリング
富士重工の次世代ADA
2007東京国際自動車会議
- Continental社の技術試乗会
- UMLの車載ソフトへの応用
- スズキの3次元カム
- ベルギーの研究開発型企業
- Daimler社のパワートレーン戦略
- Audi社の次世代技術
- 米CSM社の技術トレンド予測
- 三菱ふそうのシリーズハイブリッドバス
- スズキの「セルボSR」
- NECエレクトロニクスのシステムLSI
三菱自動車「ランサーエボリューションX」
プラットフォーム、エンジンを一新 ヨーレートを元に4WD制御
ホンダ「フィット」
トヨタ自動車「ランドクルーザー」
新開発プラットフォームを採用し 荒れ道での運転支援機能を強化
トヨタ自動車「マークXジオ」
トヨタ自動車「カローラルミオン」
富士重工業「インプレッサWRX STI」
ボディは4ドアからハッチバックに 出力を21kW高め4WDも進化
登場間近の高性能車と その先を見据えた小さなクルマ
Automotive Technology Days 2007 autumn
エレクトロニクス化でクルマの頭脳を進化させる
「“iQコンセプト”は近く市場投入できるレベルに仕上がっている」
トヨタ自動車は2007年10月に開幕した東京モーターショーでコンセプトカー「iQコンセプト」を公開した。同車は「高効率パッケージ」という新しい考えに基づいたもの。全長2980mmと3m未満のサイズで、大人3人と子供1人が乗れる。
「既存車両の質量を数%ずつ減らしていきたい」
ドイツDaimler社の研究開発・先行車両・パワートレーン開発担当副社長のHerbert Kohler氏は、2007年10月の「第12回メルセデス・ベンツシンポジウム」で環境技術について触れ、車両の軽量化に取り組んでいくことを明らかにした。
「安全装備を導入すれば普及する時代ではない」
日産自動車は2007年11月に開催された「AUTOMOTIVE TECHNOLOGY DAYS 2007 autumn」(主催:日経BP社)で、安全装備の普及率についての見通しを示した。
安全と通信に消費者はいくらなら払う?
予防安全は高くても5万円、通信コストは月額1000円未満
自動車ユーザーが予防安全機能に支払ってもよいと考える金額は1機能当たり高くても5万円以下、また自家用車のデータ通信コストは有償利用の意向があるユーザーに限っても、月額1000円未満を希望―――。
【日本市場】全面改良前の「フィット」が9月に2位に浮上
10月は派生車を追加したモデルが上位に
日本自動車販売協会連合会が発表した2007年9月と10月の「乗用車系車名別ランキング」。ホンダ「フィット」は、モデル末期でも人気のある小型車の強さを見せ、9月に2位に浮上した。
【欧州市場】8月は「Golf」が11カ月ぶりにトップ、9月は「Astra」
英国のナンバープレート変更による販売増の影響で英国の人気車が上位に
英JATO Dynamics社の調査による2007年8月と9月の欧州27カ国新車販売ランキング。8月は、前月まで4カ月連続トップだったフランスPeugeot社「207」が3位に後退し、11カ月ぶりにドイツVolkswagen社「Golf」がトップとなった。
【米国市場】シェア落とすGM社、トヨタは10月がプラス
マツダは「Mazda3」「CX-9」の販売好調
米国市場における2007年9月と10月のメーカー(一部ブランド)別の新車販売台数。米GM社は、8月と9月に前年同月比プラスとなったが、10月には前年同月比0.4 %のマイナス。
【中国市場】「Buick Excelle」がVolkswagen「Jetta」を抜く
Hyunda「i Elantra」は前年同月より4割マイナス
米R. L. Polk社の調査による2007年8月と9月の中国新車販売ランキング。9月は、これまで2位を維持してきた一汽大衆「捷達(Jetta)」を抜いて、別克「凱越(Buick Excelle)」が2位になった。
【TMS】日産、「GT-R」は480PSで777万円から
日産自動車は、第40回東京モーターショーで新型「GT-R」を発表した。開発コンセプトは「マルチ・パフォーマンス・スーパーカー」とし、乾燥路のほか雨天時や積雪時など、どんなときにでも使える高性能車を目指した。
トヨタ、3列シートの「マークXジオ」を発売
【CEATEC】日産、「スカイラインクーペ」を披露
ダイハツ、ヒドラジンを燃料とした燃料電池を発表
【IAA】トヨタ、3+1人乗りの「iQコンセプト」を出展
――ほか
第4回 中国編
先行するホンダ、日産を新戦略で猛追するトヨタ
中国で日系メーカーの現地生産体制の強化が本格化している。特に香港、マカオを擁する珠江デルタの最大都市、広東省広州市には日系メーカー3 社が集結。ホンダ、日産自動車を猛追する広州豊田汽車有限公司(以下広州トヨタ)を訪ねた。
ヴァレオ サーマルシステムズ 第4回 エアコン
温度制御から空気質の改善へコンプレッサの軽量化進む
今や欧州でも標準装着率が高まりつつあるエアコン。最近のトレンドはより清浄な空気の供給と、小型・軽量化だ。こうした課題に取り組むヴァレオ サーマルシステムズに、エアコンの進化と今後の方向性を聞いた。
欧米の燃費規制
2012~2015年までに25~30%のCO2排出量削減求める
日本だけでなく欧州、米国でも今後2015年にかけて燃費規制の強化が進む。両地域とも規制値は日本よりむしろ厳しく、国内よりも大型の車種を販売する日本メーカーは、苦しい対応を迫られそうだ。
第8回 内装に使えるPP発泡材料
強度はそこそこでいいから、もっと軽い樹脂が欲しい―こういうニーズは間違いなくある。その解決策が発泡樹脂。気体を“増量剤”として樹脂を膨らませ、密度を低くする。高温で発泡できるマイクロカプセルが登場したため、自動車へも応用できるようになってきた。
第6回 角度センサ「レゾルバ」 モータの回転角を検出
多摩川精機は“レゾルバ”と呼ばれる角度センサで国内最大手。レゾルバは、ハイブリッド車の駆動機構やEPS(電動パワーステアリング)などブラシレスモータに組み込まれている。角度センサの中でも絶対角を検知できるのが特徴だ。レゾルバの原理や機構について解説する。