【特集】世界戦略車の最適解

【解説】
【解説】日産「GT-R」スーパーカーへの挑戦
【解説】カーナビの底辺広げるPND2009年には100万台に

技術レポート

3社が競う可変ギア比ステアリング

富士重工の次世代ADA

2007東京国際自動車会議

  • Continental社の技術試乗会
  • UMLの車載ソフトへの応用
  • スズキの3次元カム
  • ベルギーの研究開発型企業
  • Daimler社のパワートレーン戦略
  • Audi社の次世代技術
  • 米CSM社の技術トレンド予測
  • 三菱ふそうのシリーズハイブリッドバス
  • スズキの「セルボSR」
  • NECエレクトロニクスのシステムLSI

新車レポート

三菱自動車「ランサーエボリューションX」

プラットフォーム、エンジンを一新 ヨーレートを元に4WD制御

ホンダ「フィット」

完成度高めたが、 ホンダ独自色は薄れる

トヨタ自動車「ランドクルーザー」

新開発プラットフォームを採用し 荒れ道での運転支援機能を強化

トヨタ自動車「マークXジオ」

ミニバンを卒業した夫婦を狙う 多彩なアレンジ可能な3列目

トヨタ自動車「カローラルミオン」

四角いボディでありながら 衝突安全性を確保

富士重工業「インプレッサWRX STI」

ボディは4ドアからハッチバックに 出力を21kW高め4WDも進化

展示会レポート

第40回東京モーターショー

登場間近の高性能車と その先を見据えた小さなクルマ

Automotive Technology Days 2007 autumn

エレクトロニクス化でクルマの頭脳を進化させる

【インサイドストーリー】楽しさを追究した「2輪車のオートマ」

【インサイドストーリー】楽しさを追究した「2輪車のオートマ」

【KEY PERSON】自動車の量産効果は昔と意味が変わっています

【KEY PERSON】自動車の量産効果は昔と意味が変わっています

Market Watching

「“iQコンセプト”は近く市場投入できるレベルに仕上がっている」

トヨタ自動車は2007年10月に開幕した東京モーターショーでコンセプトカー「iQコンセプト」を公開した。同車は「高効率パッケージ」という新しい考えに基づいたもの。全長2980mmと3m未満のサイズで、大人3人と子供1人が乗れる。

「既存車両の質量を数%ずつ減らしていきたい」

ドイツDaimler社の研究開発・先行車両・パワートレーン開発担当副社長のHerbert Kohler氏は、2007年10月の「第12回メルセデス・ベンツシンポジウム」で環境技術について触れ、車両の軽量化に取り組んでいくことを明らかにした。

「安全装備を導入すれば普及する時代ではない」

日産自動車は2007年11月に開催された「AUTOMOTIVE TECHNOLOGY DAYS 2007 autumn」(主催:日経BP社)で、安全装備の普及率についての見通しを示した。

安全と通信に消費者はいくらなら払う?
予防安全は高くても5万円、通信コストは月額1000円未満

自動車ユーザーが予防安全機能に支払ってもよいと考える金額は1機能当たり高くても5万円以下、また自家用車のデータ通信コストは有償利用の意向があるユーザーに限っても、月額1000円未満を希望―――。

【日本市場】全面改良前の「フィット」が9月に2位に浮上
10月は派生車を追加したモデルが上位に

日本自動車販売協会連合会が発表した2007年9月と10月の「乗用車系車名別ランキング」。ホンダ「フィット」は、モデル末期でも人気のある小型車の強さを見せ、9月に2位に浮上した。

【欧州市場】8月は「Golf」が11カ月ぶりにトップ、9月は「Astra」
英国のナンバープレート変更による販売増の影響で英国の人気車が上位に

英JATO Dynamics社の調査による2007年8月と9月の欧州27カ国新車販売ランキング。8月は、前月まで4カ月連続トップだったフランスPeugeot社「207」が3位に後退し、11カ月ぶりにドイツVolkswagen社「Golf」がトップとなった。

【米国市場】シェア落とすGM社、トヨタは10月がプラス
マツダは「Mazda3」「CX-9」の販売好調

米国市場における2007年9月と10月のメーカー(一部ブランド)別の新車販売台数。米GM社は、8月と9月に前年同月比プラスとなったが、10月には前年同月比0.4 %のマイナス。

【中国市場】「Buick Excelle」がVolkswagen「Jetta」を抜く
Hyunda「i Elantra」は前年同月より4割マイナス

米R. L. Polk社の調査による2007年8月と9月の中国新車販売ランキング。9月は、これまで2位を維持してきた一汽大衆「捷達(Jetta)」を抜いて、別克「凱越(Buick Excelle)」が2位になった。

News Index

【TMS】日産、「GT-R」は480PSで777万円から

日産自動車は、第40回東京モーターショーで新型「GT-R」を発表した。開発コンセプトは「マルチ・パフォーマンス・スーパーカー」とし、乾燥路のほか雨天時や積雪時など、どんなときにでも使える高性能車を目指した。

トヨタ、3列シートの「マークXジオ」を発売

【CEATEC】日産、「スカイラインクーペ」を披露

ダイハツ、ヒドラジンを燃料とした燃料電池を発表

【IAA】トヨタ、3+1人乗りの「iQコンセプト」を出展
――ほか

【連載】日系メーカーBRICsに挑む

第4回 中国編
先行するホンダ、日産を新戦略で猛追するトヨタ

中国で日系メーカーの現地生産体制の強化が本格化している。特に香港、マカオを擁する珠江デルタの最大都市、広東省広州市には日系メーカー3 社が集結。ホンダ、日産自動車を猛追する広州豊田汽車有限公司(以下広州トヨタ)を訪ねた。

【連載】自動車部品進化論

ヴァレオ サーマルシステムズ 第4回 エアコン
温度制御から空気質の改善へコンプレッサの軽量化進む

今や欧州でも標準装着率が高まりつつあるエアコン。最近のトレンドはより清浄な空気の供給と、小型・軽量化だ。こうした課題に取り組むヴァレオ サーマルシステムズに、エアコンの進化と今後の方向性を聞いた。

【連載】新基準新規制

欧米の燃費規制
2012~2015年までに25~30%のCO2排出量削減求める

日本だけでなく欧州、米国でも今後2015年にかけて燃費規制の強化が進む。両地域とも規制値は日本よりむしろ厳しく、国内よりも大型の車種を販売する日本メーカーは、苦しい対応を迫られそうだ。

【連載講座】軽く安くする材料・加工技術

第8回 内装に使えるPP発泡材料

強度はそこそこでいいから、もっと軽い樹脂が欲しい―こういうニーズは間違いなくある。その解決策が発泡樹脂。気体を“増量剤”として樹脂を膨らませ、密度を低くする。高温で発泡できるマイクロカプセルが登場したため、自動車へも応用できるようになってきた。

【連載講座】最新センサ詳解

第6回 角度センサ「レゾルバ」 モータの回転角を検出

多摩川精機は“レゾルバ”と呼ばれる角度センサで国内最大手。レゾルバは、ハイブリッド車の駆動機構やEPS(電動パワーステアリング)などブラシレスモータに組み込まれている。角度センサの中でも絶対角を検知できるのが特徴だ。レゾルバの原理や機構について解説する。