前田育男,関野芳雄,岡田和也 |
第9回:安全回路の評価と選定 |
リスクに見合った安全回路を選ぶ |
生産設備の安全化を行う際,本質的安全設計方策では十分にリスク低減ができない場合は,インターロック装置/検知保護設備/非常停止装置/イネーブル装置などの安全装置を使いリスク低減を行う。
しかし,単純にこれらの安全装置を生産設備に装着するだけでは思うようにリスクを低減することはできない。さらに,これらの安全装置などで構成される安全にかかわる回路(安全回路)の制御システムは,リスクに応じて適切に構築されなければならない。
そこで今回は,安全回路の考え方や回路例,関連する安全規格の最新動向を紹介していく。
(以下,「日経ものづくり」2007年12月号に掲載)
図●ISO12100-2からISO13849-1への移行の流れ
制御手段でリスク低減を行う場合は,ISO13849-1を参照する。『安全コンセプトブック』を基に作成した。
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