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今回から2回にわたり,管理・間接部門(開発・設計,生産技術,生産管理,購買,営業など)における日常の業務と管理を見える化するためのVM(Visual Management,目で見る管理)の進め方について取り上げる。
良質な情報の適時提供目指す
多くの工場で見られる管理・間接部門の業務に関する問題点としては,次のような項目を挙げることができる。
(1) 情報の共有化と業務の標準化が十
分に行われておらず,仕事が個人任
せになっている
(2) 仕事量(仕事の負荷)や仕事の進み
具合がつかみにくく,余力があるのか
ないのか,計画通りに進んでいるのか
いないのかが分かりにくい
(3) 異常や問題点が分かりにくく,後始
末的な仕事や後追い的管理に時間を
取られている
(4) 仕事の結果(生産性,納期,質など)
の良しあしを判断しにくいため,成果
を十分に高めにくい
(以下,「日経ものづくり」2007年12月号に掲載)
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