日経ものづくり 数字で見る現場

調査テーマ:業務プロセスの効率化とその課題

 業務プロセスを効率化する手段の一つである「コンカレント・エンジニアリング」。開発プロセスのさま ざまな工程を同時並行的に進める手法である。このコンカレント・エンジニアリングには,多くの企業が取り組んでいる(Q1)。「全社的に」「一部の事業部門間」「一部の工程間」を合計すると64.3%がコンカレント・エンジニアリングに取り組んでいるという結果だった。ただし, 「全く取り組んでいない」という回答も25.5%と少なくはない。
 取り組んでいる割合は,企業規模(従業員数)が大きいほど高くなる傾向にある。例えば,1万人以上の企業では「取り組んでいる」の合計は83.6%だが,10~99人の企業では48.8%。全く取り組んでいない」という回答は1万人以上の企業で9.9%にしかすぎないが,10~99人の企業では36.6%と1/3を超える。(以下,「日経ものづくり」2007年11月号に掲載。また,「数字で見る現場」のアンケートで集計した全設問の結果は,日経ものづくりの読者限定ページでご覧になれます。)

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