日経ものづくり 多視済済

　これら3枚の写真はすべて，神奈川県・横浜港における海中の様子である。横浜ベイブリッジの橋脚や海中に沈む漁船をほぼ正確にとらえている（漁船を海中に沈めるのは，主に魚礁にするため）。
　この撮影システムを開発したのは，東京大学生産技術研究所海中工学研究センター教授の浅田昭氏や海上 保安大学校教授の倉本和興氏ら。海上保安庁では，日本の沿岸に存在する重要施設（港湾施設，原子力発電 所など）やタンカーなどに対するテロ行為，小型潜水艇やダイバーによる不法侵入を防ぐため，警備システムの強化を急いでいる。（以下，「日経ものづくり」2007年11月号に掲載）

【「日経ものづくり」の年間購読および一冊購入の申し込み】
【定期購読者限定サービス（無料）：記事検索/PDFダウンロード】