皆さんは,日本という国をどのようにとらえていますか。食糧自給率はカロリーベースで40%もない。エネルギ自給率はもっと低くて10%にも満たない。原子力を入れても25%。日本は基本的エネルギに乏しい国です。 |
「体を使うのは私たちだけど,頭を使うのは全部こっちの人たちね」。東芝家電製造(本社大阪府茨木 市)愛知工場でランドリー技術部部長を務める今井雅宏氏はそう言って,隣に座る東芝コンシューママーケティング(本社東京)家電事業部リビングソリューション部商品企画担当主任の西脇智氏を指さして笑う。今井氏は洗濯乾燥機設計などの技術者で,西脇氏は「未来の家電に活用する要素技術」を開発する技術者。東芝家電製造は東芝コンシューママーケティングの関連会社である。(以下,「日経ものづくり」2007年11月号に掲載) |
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千葉工業大学未来ロボット技術研究センターの中に,多くの企業との共同研究を理由に人の出入りを厳しく管理している一室がある。許可を得て中に入ると,目に飛び込んでくるのは住宅のフローリングの床。「実は,この下が実験場なんです」と説明してくれたのは,同センター副所長の小〓栄次氏。同氏ら千葉工業大学と筑波大学,そして大和ハウス工業の3者で,2008年4月以降の実用化を目指して「住宅床下点検ロボット」を開発している真っ最中なのだ。(〓:「木」偏と「おおざと」偏の間に「夕」)(以下,「日経ものづくり」2007年11月号に掲載) |
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IHジャー炊飯器やななめドラム洗濯乾燥機などのヒットメーカーとして知られる,松下電器産業松下ホームアプライアンス社クッキング機器ビジネスユニットビジネスユニット長の宮井真千子氏。彼女の持論は,いろ んな人がいた方が絶対に強い商品ができる─。いろんな人がいた方がアイデアが広がるというわけだ。(以下,「日経ものづくり」2007年11月号に掲載) |
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「2号機ではこんなところに問題があったよね」「3号機ではここを工夫すれば省力化が図れるんじゃな いかな」─水曜日の午前。軸受やボールねじ,モータなどの機械要素部品を製造する日本精工(本社東京)藤沢工場の会議室で,若い技術者たちが自分たちだけで開発するロボットについて意見をぶつけ合っていた。同社メカトロ技術開発センター先端研究開発部の飛田和輝氏,嵯峨山功幸氏,小川博教氏の3人である。(以下,「日経ものづくり」2007年11月号に掲載) |
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「新しいアイデアなり独創的なアイデアなりを生み出すには,少なくとも二つ以上の技術分野に対する知識や技術を持つことが,思考を柔軟にする上でも重要だ」。こう語るのは,神戸製鋼所技術開発本部電子技術研究所電子応用研究室主任研究員の高松弘行氏だ。同氏は入社以来,光(レーザ)応用計測技術に一貫して取り組み,光熱変位計測法を確立した。(以下,「日経ものづくり」2007年11月号に掲載) |
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TOTOが2007年8月1日に満を持して投入した「ウォシュレット」一体形便器「ネオレストハイブリッド」シリーズ。同社史上最高傑作をうたうその便器には,(1)大便時の水の跳ね返りを防いだり検便しやすくしたりするための水面を下げる機能(2)新開発の釉薬を用い便器表面を100万分の1mm単位でツルツルに制御すると同時に,表層にイオンバリアを形成して掃除を楽にする防汚技術「セフィオンテクト」(3)身障者が手ではもちろん,頭でもひじでも押せるように使い勝手を高めたリモコン「フラットリモコン」─など,創立90周年を迎えた同社のノウハウが満載されている。(以下,「日経ものづくり」2007年11月号に掲載) |
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1923(大正12)年創業の白元(本社東京)は, 「アイスノン」「ホッカイロ」「ミセスロイド」などのロングセラー商品で知られるトイレタリー・メーカー。1998年ごろから新商品を次々と発売し,老舗メーカーからヒットメーカーへと転身した。 |
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「マニュアル的なやり方では,良い発想が生まれない」。トヨタ自動車デザイン本部でグローバルデザイン
統括部長を務めるSimon Humphries氏はこう断言する。 |
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心理学者の内藤誼人氏は『イマドキ部下を伸ばす上司学』(PHP研究所)や『絶対相手にYESと言わせ
る心理作戦』(ベストセラーズ)など, 「日常で使える心理学」をテーマに数多くの書籍を執筆している。 |
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