日経テクノロジーオンライン

日経Automotive Technology 2007年11月号

田野倉 力
2007/09/27 05:27
 

【特集】車載ソフト巨大化に立ち向かう

【インサイドストーリー】雪辱を懸けた復活

【KEY PERSON】日本発の組み込みOSを世界に送り出す

組み込みソフトの研究を強化するために、名古屋大学の高田広章教授は、様々な自動車関連メーカーと共同研究をしている。開発現場を知らなければ大学の研究者は育たない、との考えからだ。自動車業界で進むソフトウエアプラットフォームの導入とECU(電子制御ユニット)統合について聞いた。

技術レポート

欧州メーカーの次世代パワートレーン

トヨタのプラグインハイブリッド車

  • Audi社のカム切り替え機構
  • 住友軽金属工業のアルミ鍛造部品
  • Mg合金製のセンターテーブル
  • キリウのブレーキディスク生産ライン
  • NTNのセンサ付きハブベアリング
  • Continental社のSiemens VDO買収
  • 車載LAN規格の認証機関「VeLIO」
  • BMW社の量産型水素自動車
  • 産総研のNOxセンサ
  • Adobe Acrobat 3Dの新版
  • 米PTC社の新型CAM

Market Watching

「2008年以降、新技術を続々と投入する」

日産自動車は2007年9月、新型「エクストレイル」の試乗会で、技術の投入件数ロードマップを明らかにした。

「トヨタ自動車向け開発センター設立を検討」

カナダMagna International社長のMark Hogan氏は2007年8月、トヨタ自動車向けの開発センターの設立を検討していることを明らかにした。

「コスト競争力で日本市場に食い込む」

ドイツContinental社は2007年8月、神奈川県横浜市にエンジニアリングセンターを開設した。

Liイオン2次電池材料の市場は2020年に2200億円に
押されるNi-MH2次電池もロングテール

最後にはやはりLiイオン―――矢野経済研究所は「2007年版自動車用二次電池の材料についての調査結果」の中で、このような予測を明らかにした。

【日本市場】トップ3は6カ月変わらず
全面改良した「ヴォクシー」「デミオ」が好調

日本自動車販売協会連合会が発表した2007年7月と8月の「乗用車系車名別ランキング」。2007年6月27日に全面改良したトヨタ自動車「ヴォクシー」「ノア」や、同じく7月5日に全面改良したマツダ「デミオ」などが好調で上位にランクインしているものの、トヨタ「カローラ」、トヨタ「ヴィッツ」、ホンダ「フィット」のトップ3は、6カ月間変わっていない。

【欧州市場】トップは4カ月連続でPeugeot社「207」
トップ10内のラインアップは変わらず

 英JATO Dynamics社の調査による2007年6月と7月の欧州27カ国新車販売ランキング。フランスPeu-geot社「207」は、6月に2位のドイツOpel社(Vau-xhall含む)「Astra」に26台差で迫られるものの、4月、5月に引き続き首位を維持し、4カ月連続でトップとなった。

【米国市場】クロスオーバー車が好調なGM社
サブプライムローンの影響でトヨタが2カ月連続マイナス

 米国市場における2007年7月と8月のメーカー(一部ブランド)別の新車販売台数。トヨタ自動車はDSR(1日当たりの販売台数)の前年同月比が、2カ月連続してマイナスになった。同社のマイナス成長は2004年8月以来2年11カ月ぶりで、「サブプライムローン問題による消費意欲の低下が影響している」(同社)という。

【中国市場】トヨタ「Camry」が前年の3倍に
上汽通用五菱のミニバンとJettaのトップ2は変わらず

 米R. L. Polk社の調査による2007年6月と7月の中国新車販売ランキング。両月とも上汽通用五菱のミニバン「之光(Su-nshine)」が2位以下を大きく引き離しトップとなり、人気の高さがうかがえる。

News Index

ホンダ、北米向け新型「Accord」を発表

 ホンダは、同社のフラグシップモデルである「Accord」を全面改良し、2007年9月中旬に北米で発売すると発表した。

三菱、逆スラントノーズの
「ギャラン フォルティス」

トヨタ「イスト」、インパネ中央が
浮いたデザインを採用

トヨタ、プラグイン
ハイブリッド車を開発

三菱、「ギャラン
フォルティス」を発売

――ほか

新車レポート

Audi社「R8」
アルミ製のミッドシップ車 意外や快適志向

日産自動車の「エクストレイル」
4輪駆動の機能が進化 質感と使い勝手を向上

トヨタ自動車「ヴァンガード」
米国仕様「RAV4」がベース フロントデザインを一新

三菱自動車の「ギャラン フォルティス」
共有プラットフォームの“末っ子” 逆スラントノーズで差異化

トヨタ自動車「イスト」
ヴィッツのプラットフォームを 3ナンバーサイズに拡大

展示会レポート

第62回フランクフルトモーターショー
CO2削減一色に染まる展示
日欧の基幹セダンが全面改良

2007年9月11日から報道関係者に公開された第62回フランクフルトモーターショー(IAA:Internationale Automobil-Ausstellung)。今回の テーマはズバリ「環境」。どのメーカーも、1km走行あたりのCO2(二酸化炭素)の排出量を示す「○○g/km」の表示を出展車両に付け、排出量削減を競った。

【解説】DCTは理想の自動変速機か

2組のクラッチを切り替えることで素早く変速する新世代の自動変速機「DCT」。ドイツVolkswagen社が「DSG」として実用化してから4年、世界の自動車メーカーが一斉に採用へと動き始めた。日本で、欧州で、そして米国で、一気に採用が拡大する勢いだ。その魅力と進化を探る。

【解説】小型化・高機能化する横滑り防止装置

ESC(横滑り防止装置)は2009年モデルから米国での義務付けにより、一気に普及率が高まる。緊急時の横滑りを防ぐESCはブレーキ圧を加圧できる機能が備わることが最大の特徴で、それを生かせば平常時の利便性や燃費、運動性能も向上できる。ESCの新しい使い方を探る。

【解説】日産自動車の安全・環境技術

新連載第3回

【連載】日系メーカーBRICsに挑む

第3回 ブラジル編(下)
FFVシビックが好調なホンダ
サブタンクはフェンダー内に装着

BRICsにおける自動車販売・生産の実態を探る現地レポートの第3回はブラジル編(下)。2006 年に日本メーカーとして初めてエタノール燃料に対応したFFV(Flex Fuel Vehicle)を投入したホンダ。「シビック」「フィット」を生産するスマレー工場を訪ねた。

新連載第3回

【連載】自動車部品進化論

日本精機 第3回メータ
安心と感動の二つの軸で進化
瞬間判読性高いHUD

見やすさと意匠性が同時に要求される自動車用メータ。メーカーによって搭載位置やデザインについての志向は異なる。米GM社、ドイツBMW社、ホンダなどにメータを供給する日本精機に将来像を聞いた。

新連載第3回

【連載】新基準新規制

歩行者頭部保護基準
9月からすべての新型車に適用
持ち上がりフードの採用始まる

9月以降に全面改良する乗用車と、そこから派生する貨物車は、すべて「歩行者頭部保護基準」を満たさないとナンバーが取得できなくなる。フロントフードを柔らかく設計することが要求されるようになる。

【連載講座】軽く安くする材料・加工技術

第7回 炎も油もない高速浸炭

変速機は高価な高強度部品のかたまり。高価になる一因は強度を上げるための「浸炭」だった。大きな炉を950℃に保ち、大量のガスを充満させながら、エネルギをどんどん使う。この浸炭を改良し高周波焼き入れを組み合わせ、省エネ化することによって、大幅な原価低減ができた。

【連載講座】最新センサ詳解

第5回 信頼性・耐久性高めた電動パワステ用センサ

EPS(電動パワーステアリング)は当初、排気量の少ない軽自動車で利用することを想定して開発したものだった。最近では排気量5.0Lの車両に搭載されるまで利用範囲を広げ、存在感を強めている。EPSのトルクセンサの最新動向と検出原理を述べる。

記事一覧

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾

Follow Us

  • Facebook
  • Twitter
  • RSS

お薦めトピック

日経テクノロジーオンラインSpecial

記事ランキング