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目次
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最新センサ詳解
第3回
シートの乗員をセンサで検知するニーズが高まっている。シートベルト非装着時に警告するシートベルトリマインダーや、子供か大人かを判定してエアバッグを展開制御する用途に使われている。背景には、欧州のアセスメント「EuroNCAP」やアメリカの法規「FMVSS208」によるクルマの安全性強化がある。
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軽く安くする材料・加工技術
第5回
量産規模さえ十分にあれば、一番コストの安いものづくりの方法は、鋼板をプレスして作ることだろう。ただし、それは薄板を曲げたり、絞ったりする形状の場合。ファインブランキングなら、かなりの厚板でも、今まで溶接したり、機械加工していたようなものを1工程で造れる。
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知っておきたい新基準 新規制
2015年度新燃費基準
2010年度の燃費基準は既に、出荷される車両の8割が達成している。このため、新燃費基準が策定され、今年度中には法制化される見込みだ。乗用車では2004年度実績値に対して23.5%改善し、平均燃費は16.8km/Lになる。
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自動車部品進化論
デンソー 第一回 オルタネータ
自動車に使われる主要部品の技術進化を紹介する新連載。第1回目は出力向上と燃費改善が求められるオルタネータを紹介する。デンソーにエネルギ統合制御へと向かう技術トレンドを聞いた。
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日系メーカーBRICsに挑む
第一回 ロシア編
今後の自動車産業の成長は、BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)など新興市場にかかっている。成長の糧となる新興市場の実態とは? ジャーナリストの桃田健史氏が現地を訪ね、交通およびユーザー事情、自動車販売・生産の実態を探る連載企画、その第1弾はロシアだ。
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成長の中心はBRICs
日本メーカーも積極進出
BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)市場が今後の自動車産業の成長をけん引することは間違いなさそうだ。その市場で日本の自動車メーカーはどう戦うのか。自動車業界専門の調査会社である米CSM Worldwide社が2013年まで向こう5年間の市場を予測しながら、日本メーカーの戦略車投入など、勝ち残…
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むち打ちを防ぐシート
ぶつかる前の対策へ
自動車メーカーや業界団体が、後突時のむち打ち被害を軽減する取り組みを強化している。2008年9月に米国がむち打ち被害軽減シートの導入を義務化するほか、将来的にはEuroNCAPなどが試験・評価を始める方針だ。むち打ち対応が、クルマの安全性を決める重要な要素になりつつある。
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ニューヨーク・モーターショー2007
Infiniti、Lexusが新型車、富士重もインプレッサを刷新
2007年4月に開かれたニューヨーク・モーターショー(New York InternationalAuto Show)。北米で好調な日本車メーカーからの新型車が目立つ半面、米国メーカーや欧州メーカーからは新しい提案は少なかった(図)。ショーの主役を飾ったのは、日産自動車の「Infiniti」、トヨタ…
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上海モーターショー2007
セダンからの多様化が進む、ミニバンやスポーティ車相次ぐ
中国で2007年4月に上海モーターショー2007(Auto Shanghai 2007)が開催された(図)。中国のクルマはセダンが多いが、ここにきて富裕層が増えてきたこともあり、人も荷物も搭載できる多目的車や、走りを楽しむスポーティな高級車など、各社ともに幅広い嗜好を反映した車種展開が見られた。
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Citroen社「C4 Picasso」
見晴らしの良い7人乗りミニバン、ガラスの大きさにこだわる
フランスCitroen社の日本法人、シトロエン・ジャポンはミニバン「C4Picasso」を2007年6月16日に発売する。ガラスの大きさにこだわったことが特徴だ。ガラス面積は通常のモデルで5.2m2、ガラスサンルーフ仕様で6.4m2ある。
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ホンダ「シビック TYPE R」
吸排気系改良で出力3kWアップ、ボディの局部剛性も高める
ホンダは「シビック」に、スポーツモデル「TYPE R」を追加して2007年3月に発売した。従来の「インテグラTYPE R」を上回る最高出力165kW(225PS)/8000rpmの排気量2.0Lエンジンと6速手動変速機を組み合わせた(図)。
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Peugeot社「207」
BMW社とエンジン共同開発、新フレームで安全性も高める
日本の自動車メーカーでは、自社のモデルに独自開発のエンジンを搭載するのが一般的。しかし、欧州のメーカーでは他社からエンジンを調達することは珍しくない。フランスPeugeot社は、新型「207」のエンジンをドイツBMW社と共同開発して2007年3月から国内への導入を始めた(図)。
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トヨタ「レクサスLS600h」に小糸のLEDランプを搭載
小糸製作所は、白色LEDを採用したLEDヘッドランプをトヨタ自動車の「レクサスLS600h」に供給する。ヘッドランプには大きな光量と高い輝度が必要であり、従来の白色LEDでは実用化が困難だった。
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テレマティクスサービスは2015年に2200万件規模に乗用車向けが大幅に増え、歩行者向けを上回る見込み
車両の盗難を自動通報するシステム、道路の通過時間をアップロードして渋滞情報をリアルタイムに配信するシステム、そして携帯電話を使った位置情報サービスなど、続々と登場するこうしたサービスの加入件数は、2015年には2200万件規模になる―。
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日産「スカイラインクーペ」の新VQエンジン
可変バルブリフト機構「VVEL」で燃費と高出力、レスポンス改善を実現
日産自動車は2007年3月、可変バルブイベント・リフト機構「VVEL(VariableValve Event and Lift)」と可変バルブタイミング機構を組み合わせたエンジンを「Infiniti G37 Coupe」および「スカイラインクーペ」に搭載すると発表した(図)。
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小糸製作所のLEDヘッドランプ
レクサス「LS600h」に搭載、明るさはHID以上、寿命・消費電力は並ぶ
小糸製作所は、白色LED(発光ダイオード)を採用したヘッドランプを開発、実用化に成功した。まず、トヨタ自動車が「レクサスLS600h」に採用した(図)。リア・コンビネーション・ランプ、ライセンス・プレート・ランプと用途を広げてきたLEDが、ついに本命のヘッドランプに到達した。
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トヨタ自動車の「レクサスLS600h/600hL」
6.0L車の出力、3.0L車の燃費、モータを高回転化し、4WDを小型化
トヨタ自動車は2007年5月17日、ハイブリッド車「レクサスLS600h/600hL」を発売した。排気量を5.0Lに拡大し、ハイブリッドシステムと組み合わせてシステム最高出力は327kW(445PS)を発揮。加えて、新開発の4WD(4輪駆動)機構とフロントサスペンションを搭載する(図)。
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2100年に走るクルマの半分以上を燃料電池車
温暖化を抑えながら持続的な経済成長を達成するにはどんなエネルギをどんな比率で使っていくべきなのか。クルマはどんな燃料で走ることになるのか。世界のエネルギのサプライチェーンを包括する精緻なモデルを構築し、あるべき姿を探る竹下氏に、そのシナリオを聞いた。 (聞き手は鶴原吉郎)
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ステレオカメラの原点に還る
第4世代「ADA」の開発
富士重工業が世界で初めて実用化したステレオカメラによる予防安全技術「ADA(Active Driving Assist)」。カメラだけで歩行者検出を可能にする次世代ADAが商品化を前に最後の仕上げに入っている。低コスト化と検出精度の向上を両立するために、開発陣は試行錯誤を繰り返した。
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2020年のパワートレーン
メーカー6社の研究開発リーダーが語る
日欧で強化される燃費規制が、2010年代初頭までに20%以上の燃費改善を要求し、メーカーの燃費改善努力は総力戦の様相を呈している。これから2020年までを見通すと、クルマのパワートレーンは大きな変貌を遂げそうだ。その近未来の姿を、完成車メーカー6社のパワートレーン開発責任者の言葉から導き出す。
日経クロステック Special
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