黄 建忠氏
中国情報産業部 経済体制改革与経済運行司
体制改革与市場処 処長

――2007年3月1日に「電子情報製品汚染抑制管理弁法」(いわゆる中国版RoHS)が施行されました。この中国版RoHSの策定に中心的な立場で携わってきた黄建忠氏から見て,日本メーカーの取り組みはどのように映りますか。

 日本メーカーは,とてもまじめです。非常に細かいところまで気にしながら作業を進めているのがうかがえます。

 2004年に中国版RoHSの策定に向けたワーキング・グループを立ち上げました。これには,中国に拠点を置くほとんどの大手日本メーカーが参加しました。日本メーカーは,積極的に中国版RoHSの策定プロセスに関与し,数多くの意見や提案を出してきました。こうした日本メーカーの姿勢に対して,私は深く感動しています。