日経エレクトロニクス2007年3月26日号
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FeliCa
JR向けに開発も,香港が最初に評価
2007年3月,首都圏でもJR東日本や私鉄,バスが1枚のカードで乗り降りできるようになった。私鉄などが改札システムとして「PASMO」を採用し,JR東日本などが採用していた「Suica」との相互運用を始めたのである。既に,JR西日本の「ICOCA」とSuicaでは2004年8月に,関西圏の私鉄などが共同で採用する「PiTaPa」とICOCA,Suicaでは2006年1月に相互運用が開始されている。こうした各交通機関の改札システムの相互運用を陰で支えるのが,ソニーが開発した非接触ICカード技術方式「FeliCa」である。
ソニーによるとFeliCaのICチップの出荷数は1996年の出荷開始から2007年3月までの間に2億個に達する。都市だけでなく地方のバスなどでもFeliCaは広く採用されている。2007年3月末現在,国内でFeliCaを採用する改札システムは28種類に上る。国外では,中国の香港や深q,シンガポール,インドのデリー,タイのバンコクの公共交通機関が採用している。改札システムでの普及を背景に,「Edy」などの電子マネー,電子商取引,社員証,ポイント・カードといった用途も広がってきた。


















