日経エレクトロニクス2006年11月20日号
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HDTVをミリ波でつなぐ 松下,ソニーなど7社が参画
2008年実用化狙う「WirelessHD」発足
家庭のAV機器間における動画の無線伝送に向けて,日米韓のメーカーがタッグを組んだ。松下電器産業,NEC,ソニー,東芝,韓国LG Electronics Inc.,韓国Samsung Electronics Co.,Ltd.,米SiBEAM Inc.の7社は,60GHz帯のミリ波無線を利用した家庭向け動画伝送仕様の策定団体「WirelessHD」を立ち上げた。60GHz帯は,日米欧共通で利用できる無免許帯域が約5GHz幅も空いている。この帯域を使うことで,5G〜10Gビット/秒の超高速無線通信インタフェースを実現しようとするものだ。2007年春にも仕様の第1版を発行する予定である。
有力な用途はズバリ,「非圧縮HDTV映像データの伝送」だ。ここ最近急速な広がりを見せているディスプレイ用のデジタル・インタフェースであるHDMIの無線版と位置付けられる。Blu-ray DiscやHD DVDといったHDTV録画機と,大画面テレビを接続する用途を想定する。このほかビデオ・カメラやデジタル・カメラ,高級オーディオ,ゲーム機などとテレビを接続する用途も視野に入れる。圧縮映像の伝送もユーザー・シナリオに入れており,1種類の無線通信であらゆる用途に利用することを想定する。

















