|
|
日経ものづくり2006年5月号
目次
-
ビジネス化なるか,産総研のGridASP
日産自動車が導入を念頭に試験運用
-
ゲネシス,新種のSRモータを開発
希土類磁石を組み込んでトルクを大きく
-
並列2気筒エンジンに新バランス機構
BMW社,ピストンの真下で錘を上下
-
クマクラ
精密加工のクマクラ 機械開発でノウハウを磨く
10数年前までクマクラは,依頼のあった図面通りに金属機械加工を行う,典型的な下請け企業にすぎなかった。しかし今日では,事業のメインは他社が手掛けない脆性材料の加工やそのための機械開発など,時代の先端を行く企業へと生まれ変わっている。 事業転換を図ったのは,プラザ合意後の不況が町工場の台所を直撃し始…
-
第5回 熱との連成解析
強度解析に熱の影響を盛り込む
構造物が周囲の温度条件によって荷重を受ける場合がある。熱応力などの問題である。これを評価するには,構造解析の前に構造物の温度分布を求めなくてはならない。今回は,その熱解析を実施するに当たってポイントとなる境界条件の基礎と設定方法について解説してもらう。
-
第17巻 複数の応力の作用には警戒を
この連載の最初で,ある化成品工場でクレーンアームを塗装するための作業台が落下し,その台の上で仕事をしていた作業員2人が全身を強く打って亡くなるという事故を取り上げました。原因は,作業台をつっていたチェーンの破断。ねじっていた所に引っ張りが加わっていたのです。
-
二度爆発したRDF貯蔵サイロ
責任をなすり合う行政とメーカー
2003年8月14日,三重県にあるごみ固形燃料(RDF)発電所で RDFを貯蔵するためのサイロが爆発。作業員4人が負傷した。 放水による消火作業のかいなく,同月19日には二度目の爆発が発生。 消防隊員2人が死亡,作業員1人が負傷する大惨事となった。
-
プロデュース 中小企業上場の軌跡 第3回
千載一遇
-
第24回 石橋がなければ,跳ぶ
ピッチ3.175mmという世界最小のチェーン。自動車のカム軸駆動用が標準で9.525mm,最小でも6.35mmだから,その半分以下という細かさだ。開発に着手した時,用途は見えていなかった。それでも結果として用途はついてきた。チェーンへのこだわりがあったから,できたのだろう。
-
第5回
自働化を実現するためには,まず監督者,作業者に対する教育が欠かせない。その上でポカヨケの仕組みを構築したり,目で見る管理の仕組みを取り入れたりすることが必要となる。一方,作業者のムダを極力取り除くためには,標準作業の設定が鍵を握る。標準作業は改善のツールとするべきである。
-
商品企画七つ道具
第2回 調査の方法
ヒット商品が出ないのは,商品企画のやり方が悪いため―。前回は,そうした問題点を明らかにするとともに,ヒット商品を作るための方法論である「商品企画七つ道具」(以下P7)の全体像を解説してもらった。今回からは,P7の具体的な内容に踏み込んでもらう。まずは,P7の最初のステージとなる調査の方法について解説…
-
3次元設計者が担う仕事
業務を明確に切り分け創造性をかき立てる
設計者が本来すべきは,できるだけ斬新な製品を考え,設計仕様を検討すること。しかし,この創造的な仕事に設計者が専念できていない,そう考えるメーカーが増えてきた。設計開発業務の3次元化が定着した中で,非常に多くの業務をこなさなければならない環境下,ともすると大事な業務が人任せになっているかもしれない。設…
-
事実上の義務化へ リスクアセスメント
先達が明かす導入の勘所
大事が起こる前に危険の芽を摘むリスクアセスメント。時代は,それを不可避とした。本誌ではこれまで,事あるごとにリスクアセスメントの重要性を説いてきたが,2006年4月施行の「改正労働安全衛生法」により,大きな工場などでは事実上義務化されることになった。早急の対応が求められる一方で,リスクアセスメントは…
-
折り畳み傘 【シューズセレクション】
-
アセンブリ品の調達の肝
樹脂部品を含むアセンブリ品を提供すると言ってきた中国現地の樹脂部品メーカー。それを受け入れたところ,見積もりはいいかげんで,生産現場には基本的な工具すらない始末。だが,逆手に取れば大きなコストメリットが得られる。(本誌)
-
ニセモノ退治の名人は
-
成熟技術にこそ
21世紀に,我が国のものづくり人口には量と質の変化が確実に訪れる。その中で,価値創造型ものづくり立国の地位を堅持するための技術戦略は「徹底して科学に裏打ちされたものづくり技術創り」であろう。
-
私が考えるものづくり
川村 誠 京セラ 代表取締役社長
さまざまな事業を抱える京セラを支えるのが, 柔軟性の高い小さな組織体を単位として経営判断を下していく「アメーバ経営」。 創業以来のこの手法への回帰を徹底することが,現場の力を高めて, ものづくりの面でも実力を向上させることになるのではないか。 毎月の改善は小さくても,半年,1年と積み上げれば創造的な…
-
使いやすさへ挑む
「基準なきユニバーサル・デザイン」からの脱皮
ユニバーサル・デザインに明確な基準はない。「すべての人が使いやすい」ことを目標に,「より多くの人」が「より使いやすく」という取り組みだからだ。しかし,ユニバーサル・デザインと謳う製品を利用者が正確に理解するためには,「どのような利用者を想定したのか」「どのような使いやすさを,どの程度向上したのか」と…
日経クロステック Special
What's New
総合
- 生成AIとサイバー攻撃/重要な4つの観点
- PayPay銀行、新時代の銀行インフラ
- “新しい働き方”にふさわしいPCとは?
- システム運用を劇的に効率化するには?
- デザイナー、技術者必見のものづくり技術展
- 【生成AI事例】デジタルで現場をDX化
- 「クラウド時代のあるべき運用」を熱く議論
- 業務や役割に応じた「社員に最適なPC」
- 生成AI活用へ「待ったなし」成功の秘訣
- 目指すは相互に行き来できるマルチクラウド
- 「稼ぐ力」を劇的に高めるROIC経営
- デルタ電子とロームが語る次世代電源戦略
- 「サーバ―」部門満足度トップ企業に訊く
- 大企業にもキントーンの導入が進む理由
- 医療セキュリティ対策の鍵はSaaS化?
- 製造業DX「データドリブン経営成功のシナリオとは」
- 欧州トップ企業語る日本のセキュリティー
- NTTドコモ支援の実践型教育プログラム
- 最新の「ポスト認証攻撃」をいかに防ぐか?
- 設備・建材活用の現場から(3)−ボアシス
- ビジネスPC、ITデバイス購買DXを推進
- 大教大とマウスパソコン教室の在り方を研究
- ジェイテクトエレクトロニクスのDX事例
- 生成AIの活用の鍵は「内製とアジャイル」
- AIと自動化でエンジニアの能力を解き放て
- NTTデータに優秀なデジタル人財が集まる理由
- ゼロトラスト成功の秘訣を神田れいみと探る
- 神田れいみと学ぶ「ネットワーク活用白書」
- 専門家が斬る日本の意識と対策の現状は?
- オリックス銀行×富士通時田社長 特別鼎談
- ERPプロジェクト≫IT人財の必須条件は
- マネージドサービスが安価に利用できる理由
- 脱レガシー案件≫SIerに必要な人財像は
- DXや生成AI活用に挑む大阪府
- 3段階で考える、DXで企業力を高める方法
- イノベーションの起爆剤
- 大規模プロジェクトでPMが注意すべき点は
- ビジネス戦略と連動したデータマネジメント
- 守りながら攻める“製造DX”の方法論とは
- ランサムウエアから診療データはこう守る
- 最新サーバーに学ぶ熱設計の最前線
- PC管理の課題を課題をまるごと解決
- 日本語に強い「和製生成AIモデル」が誕生
- 動画解説>生成AIからDX変革まで
- 大阪・名古屋エリアのDXが注目される理由
- 最適なネットワークを早く安く簡単に実現!
- 木質建築空間デザインコンテスト受付開始
- セキュリティ×スキルUP≫JSOLの提案
- 力点は「未来予測」へ:データ利活用の勘所
- 生成AI活用でSAP BTPの価値が進化