2015年4月20日に六本木ヒルズ森タワーで開催されたグリーベンチャーズ主催のイベント「Digital Health Meetup Vol.2」。メディキャストの山口聡氏と濱中洋平氏によるキーノート(関連記事)に続き、医療関連分野に携わるベンチャー企業の経営者を招いたパネル討論が実施された。

 登壇したのは次の3人。インターネットを通じて医療関連の専門家にさまざまな相談ができる健康Q&Aサービス「Doctors Me」などを提供するサイバー・バズ 代表取締役社長の高村彰典氏、医療介護求人サイト「ジョブメドレー」や医療情報提供サービス「メドレー」を展開するメドレー 代表取締役医師の豊田剛一郎氏、クリニック・医院の開業や経営などをサポートするメディヴァ 代表取締役社長の大石佳能子氏である。産業医で元ジョンソン・エンド・ジョンソン 統括産業医/NewsPicksプロピッカーの大室正志氏がモデレーターを務めた。

パネルディスカッションの様子。左から大室氏、高村氏、豊田氏、大石氏
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 このパネル討論では事前にテーマを設定せず、「テクノロジー」「医師会」「苦労」「ユーザー」「未来」「マネー」「ぶっちゃけ」「コンプライアンス」「グローバル」という9つのキーワードを用意。この中から参加者が1つを選び、選ばれたキーワードに応じた話をパネリストが展開するという形式が取られた。