2020年代の商用化に向けて第5世代移動通信システム(5G)の研究開発が全世界で始まった。要件として最大通信速度10Gビット/秒、5ms以下のネットワーク遅延、99.999%の信頼性などの要件が求められている。5Gで対象となるのは、ヒトとモノ。モノには農業向けセンサーのような小さなモノから、クルマや電車のような大きなモノまでを対象とする。ミリ波を使った無線方式の採用や、ソフトウエア定義のネットワークやサービスなど新しい技術も採用される見込みだ。本サイトでは5Gの最新動向を追う。