「介護の不安を抱えている世帯は増えているが、行政の窓口はしきいが高い。介護には暗いイメージもつきまといがちだ。コンビニならばしきいを下げられる。元気なうちに気軽に相談を寄せてほしい、という思いを込めた」(ローソン 代表取締役社長の玉塚元一氏)――。
ローソンとウイズネットが2015年4月3日に埼玉県川口市にオープンした「ローソン川口末広三丁目店」。介護事業者がフランチャイズオーナーとなって運営する「介護(ケア)ローソン」の1号店だ(関連記事)。そこには、介護が必要な高齢者やその家族、さらにはアクティブシニアと呼ばれる元気な高齢者までを幅広くサポートする工夫が満ちていた――。