今後の医療にデジタルデータの統計がどのように役立つのか。日米の現場の最前線で統計ディレクターを務めたコンサルタントが、2015年3月10日に東京都内で開催された「医療分野におけるビッグデータの活用 ~現状と将来像~」(主催:IEEE)と題したセミナーで講演した。

 スピーカーはアクセンチュアData Science Center of Excellence兼アクセンチュアアナリティクス日本統括マネジング・ディレクターの工藤卓哉氏。米国のコロンビア大学で公共政策学修士号、カーネギーメロン大学で情報工学修士を取得し、ブルームバーグ市長政権時にはニューヨーク市で統計ディレクターを歴任した経緯を持つ、データ解析のスペシャリストである。

アクセンチュアでマネジング・ディレクターを務める工藤卓哉氏
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