「ウンログ」も登壇

 そして、次に登壇したのは「うんちで健康管理するただ一つのアプリ」を標榜する「ウンログ」だ(関連記事)。排便の状態をアプリに入力し、体調管理、生活習慣の改善のほか、健康への自覚などを促す。主に便秘対策やダイエット目的の女性層に人気を誇り、iOS版アプリは既に24万ダウンロードを記録したという。

ウンログの発表。被り物もプレゼンの一部とのこと
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 排便によりポイントが貯まりAmazonギフトカードやiTunesカードと交換できる仕組みや、「うん活」を共有するSNS機能など楽しく継続利用できる仕掛けが豊富で、今後は排便を元にした健康相談窓口の機能も実装予定。さらに睡眠記録、他社連携による食事記録、赤ちゃんやペット専用の排便記録など、続々と派生アプリの展開も目論んでいる。

 「ニッチだが非常に価値がある」(窪田氏)、「ユニークで面白いサービス」(春田氏)と審査員の評判も上々。アプリ内課金もあるが、マネタイズの面ではこれからが本格勝負とのことで、徐々にヘルスケア企業とのコラボ案件も出てきているとウンログ 代表取締役の田口敬氏は語った。