ビッグデータやIoT(Internet of things)を合言葉に、世の中にあるすべての情報やデータを活用しようという機運が高まっています。情報やデータを集めて決まりきった処理を施すだけならば、これまで蓄積してきたエレクトロニクスやICT(Information & Communication Technology)技術で済むかもしれません。しかし、集めた情報やデータを適切に処理してそこから付加価値を生み出してマネタイズにつなげるには、新たな仕組みやそれを支える技術が必要です。

 世の中にあるすべての情報やデータを活用するわけですから、それらを利用する仕組みや技術が多岐に亘ることは容易に想像が付きます。付加価値創造やマネタイズが必須と言われても、どこから手を付けたら良いか分からないという声がよく聞かれます。そうした状況の打開を狙って、日経エレクトロニクスと日立製作所が手を組んで1冊の書籍にまとめました。それが、2014年12月に発刊した『稼ぐビッグデータ・IoT技術 徹底解説』です。

 日経テクノロジーオンラインでは、この書籍の第2章「先進事例」の全記事9本を順次公開します。書籍の入手はこちら、CD-ROM版の入手はこちらでご案内しております。

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