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電気自動車普及に成功した国は何をしたのか?

 

 2014年8月、Global Smart Grid Federation(GSGF)は、電気自動車(EV)のインタフェースの世界的な政策動向と提言を取りまとめた白書「EVの系統相互作用とインタフェース(Grid Users Interactions and Interfaces)」を発表した。この白書は、GSGFに設置された作業部会(WG)で、約1年を掛けて情報収集、議論を重ねた成果だ。WGには、アイルランド、オーストラリア、カナダ、韓国、台湾、デンマーク、日本、ノルウェーの8カ国が参加。白書は、EVの普及政策について、課題や優良事例を示すとともに、EVの本格普及に向けた充電インフラ整備の必要性などを提言しており、今後のスマートグリッドに関する政策に影響を与えることが期待されている。この連載では、この白書のポイントを紹介していく。

国吉 浩 (くによし ひろし)
独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
理事/エネルギー・環境本部長
国吉 浩 (くによし ひろし) 1984年通商産業省(現経済産業省)入省後、エネルギーや技術に関する様々な政策を企画・実施してきた。国連工業開発機関(UNIDO)の事務局長補佐官や東京工業大学教授など、経済産業省以外でも活躍。現在は、NEDO理事兼エネルギー・環境本部長として、スマートコミュニティをはじめ、エネルギー・環境関係の技術開発や実証事業を推進している。JSCA*1の事務局長でもあり、GSGF*2の副議長を務める。1958年生。東京大学工学部電気工学科卒業、ケンブリッジ大学修士(国際関係論)、京都大学博士(エネルギー科学)。関西学院大学客員教授。

*1 JSCA(スマートコミュニティ・アライアンス/Japan Smart Community Alliance): 日本のスマートコミュニティを推進する民間企業など300社以上が加盟する団体。2010年設立。
*2 GSGF(Global Smart Grid Federation): 世界17 カ国・地域の民間団体などからなる、スマートグリッドの世界的組織。2010年設立。日本からはJSCAが加盟。

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