米Oculus VR社は、HMD(ヘッドマウントディスプレー)「Oculus Rift」の開発版の第2弾「DK2」を2014年7月から出荷を始めた。初代の開発版が登場してから約1年ぶりの新型機だ。日経エレクトロニクス分解班はDK2をさっそく入手。分解を試みた。
連載
【分解】Oculus Rift DK2
目次
-
【その3】有機EL はSamsung製、予想外のタッチパネル制御IC
DK2の前方ユニットが開いた。メーン基板の表面には「Oculus VR」の刻印があった。メーン基板に実装されている部品は後で見ることにする。次に、メーン基板を前方ユニットから外す。すると有機ELディスプレーモジュールが見えた。画面サイズは6型ほどで、モジュールにはベゼルのような部材もついているため…
-
【その2】張り巡らされたフレキシブル基板
さっそくDK2本体の分解を試みる。とはいえ、日経エレクトロニクス分解班がHMDを分解するのは今回が初めて(のはず)。とまどいながらも、分解の突破口を探る。
-
【その1】至る所に乾燥剤、Oculusの開発版新型機「DK2」
ゲーム愛好者やゲーム開発者から熱狂的に支持されている米Oculus VR社のHMD(ヘッドマウントディスプレー)「Oculus Rift」。その開発者版の第2弾「DK2」が2014年7月から出荷された。初代の開発者版が登場したのは2013年春。約1年ぶりの新型機である。日経エレクトロニクス分解班はこ…