図1●「テンワスソーラー浅川発電所」の竣工式(出所:日経BP)
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図2●「テンワスソーラー浅川発電所」の航空写真(出所:テンワス)
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 不動産関連事業のテンワス(東京都港区)は、福島県石川郡浅川町のゴルフ場跡地に「テンワスソーラー浅川発電所」を建設し、7月4日に竣工式を開催した(図1)。同発電所は、2012年8月に閉鎖した旧「ガーデンバレイカントリークラブ」の跡地、約3ホール分に太陽光パネルを敷き詰めた(図2)。出力2MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)だ。

 「東日本大震災と原発事故の影響でガーデンバレイが閉鎖に追い込まれ、その跡地の行方に全町民は心配していた。メガソーラーが新たな浅川町のシンボルとして、町の活性化につながれば・・」――。竣工式で、地元の浅川町関係者はこう期待感を示した。竣工式には、地元関係者などが100人以上、出席した。会場となった旧「ガーデンバレイカントリークラブ」のクラブハウス玄関には、同町の代名詞とも言える打ち上げ花火の大玉と、これからの町のシンボルと期待される太陽光パネルが並べられた。